いよいよ日やけ止めシーズンが到来し、様々な効果を掲げた商品が発売されています。
大気汚染対策のものが多数出ていますが、今回は変わり種として、4月に発売された新製品より「インパクトのある日やけ止め」を3つご紹介したいと思います。
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①虫よけ効果もある日やけ止め
『パラドゥ バズガードUV』
35g SPF50+・ PA++++ 647円 2014年4月9日発売
一つ目は、天然ハーブの虫よけ効果をあわせ持った日やけ止めジェルです。コンビニ専用ブランドなので、レジャーの直前・途中のアウトドア用途にはうれしいオマケ機能です。
汗や水をはじくウォータープルーフ対応でありながら、洗浄はボディ-ソープでOKというかゆいところに手が届く便利アイテムです。
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②近紫外線までカットする日やけ止め
『ポーラ B.A ザ プロテクターS』
45g SPF50 ・PA++++ 11,000円 2014年4月5日発売
ガラリと変わって日やけ止めなのに1万円超え(!)こちらは、で、紫外線だけでなく、「近赤外線」までカットするという新しいアプローチです。
ランコムの日やけ止めは、UV-Aの中でも特に波長が長く真皮に強いダメージを「ロングUV-A」から肌を守るというコンセプトで注目を集めていますが、ポーラが注目したのは「近赤外線」です。UV-Aよりもさらに波長が長く、真皮の深層まで届き、コラーゲン構造にも影響を及ぼすことを発見したとか。
PA値に注意するなど、紫外線A波に対するガード意識もここ数年高まっていますが、太陽光の持つ怖い要素というのは、まだまだあるものなのだなと考えさせられます。今まで無防備だったものが実は脅威だった、という説は、本当に恐ろしいので、ついつい買ってしまう、ということになりそうです。
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③ブルーライトからも守る日やけ止め
『リポースカンパニー アルガマリス UVビオクリーム SPF50+ PA++++』
100ml SPF50+ ・PA++++ 2,950円 2014年4月1日発売
最後は、ブルーライトからも守る日やけ止めです。
長時間デジタル機器を使用すると、視界のチラつきやまぶしさを感じさせる原因になるといわれているブルーライト。眼に悪いものとして知られていますが、肌老化の原因としても注目されています。
といっても、実は美容業界では新しい発見でもなくて、目で見える波長の「可視光線」の中で、もっとも紫外線に近い青い色をしている光をあえて「ブルーライト」と呼んでいるだけ。可視光線に対応したスキンケア商品はかなり昔からあるので、技術の新しさではなく、流行りのコンセプトで新しく見せているといっていいでしょう。
この商品はそれよりも、高いSPF値・PA値なのにコスメビオ認証取得で、1歳の子供から使えるという徹底した安心安全コンセプトで、そちらの方が消費者に響きそうです。
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★「週刊粧業」にもコラム連載中です!
2014年5月26日発行号の「週刊粧業」にこちらの記事が掲載されました。