お知らせ※
今月から「イマドキ女性図鑑」が新しくなりました!
「女性ビジネスのプロ」と「トレンドマニア女子」の皆様向けのディープな内容にバージョンアップします。
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●ファッション誌の憧れは少女マンガ!
流行語大賞候補にもなった「壁ドン」は、少女マンガ「L♥DK」からブームに火がついて、壁ドン・顎クイ(男性に顎をクイッとつままれてキスされる)・ギュッとされる(後ろからギュッと抱きしめられる)など、まるで少女マンガのようなストレートな恋愛や愛されシチュエーションへの憧れが強まっています。
2014~2015年の冬のシーズンの女性誌の見出しにも早速その傾向が反映され、「壁ドンメイク」「ギュッ♡とされるニット」といったキャッチコピーが20代を中心としたファッション誌数誌に登場していました。
●「トレンド」「モード」じゃテンションがアガらない!
「ギュッ♡っとされるニット」は、非常に上手い言い回し。そのまま商品のコンセプトになってもいいほどです。
シンプルなデザインのタートルニットはこの冬のトレンドアイテムの一つですが、特徴に欠けるアイテムゆえに購入時のテンションはやや低めです。
ところが「ギュッ♡とされるニット」と表現された途端に、誰と会うときに着て行こう?などの想像もふくらみ、特別な買い物をする気分にすることが可能です。
●モテるよりも特別に思われたい!
ファッションアイテムを売り出すための手法として「トレンド」「モード」だからでは通用しなくなって、「モテ」「愛され」というワードが登場したのですが、一般化してしまい差別化は不可能です。
そして、今は、「不特定多数の人にモテたい」ではなく「誰かに特別に思われたい」という気分の方が高まっています。
それぞれが持つ気持ちを刺激するようなキャッチコピー、今の時代にぴったりの言葉と言えるのではないでしょうか?
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