会員制マーケティングレポート「月刊 女性潮流研究所」より、表紙の連載、イマドキ女性図艦 File No.38「全身つるすべ女子」をご紹介します。
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様々なカラダ悩みが気になる夏、女性誌の定番テーマの一つが「ムダ毛対策」。去年までと大きく違っているのは、ワキ・腕・脚などに加えて、「V・I・O」と呼ばれる下半身の脱毛が必須メニューになりつつあること!
「SATC」などの海外ドラママニアや、外国人の彼氏がいる女子など、ごく一部の女子の間で、ブラジリアン・ワックスなどの下半身脱毛が数年前から話題になっていましたが、昨年頃から一気にメジャー化。その背景には、ボディケア意識の高まりや、脱毛サロンの価格破壊といったことがあります。
薄盛りメイク、アンチエイジング系プチ整形、スマホの写真加工アプリなどを駆使し、「完璧な素肌」を目指すのが最近のトレンドですが、これがボディにも波及してきています。香りと潤いを与えるボディクリームやミスト、それに肌の傷あとやザラつきを改善する薬用クリームがよく売れているそう。
そうした動きの中で、美しい肌にとってあってはならない「ムダ毛」の処理範囲がだんだん拡大。超安価な“お試し価格”のワキ脱毛を入口に、その他部位の脱毛をセットで推奨するサロンが増加。価格的なハードルが下がったことで、広範囲の脱毛が決して特別なものではなくなり、脚などの延長でVIO脱毛にトライする人が増えてきているようなのです。また、夏に向け、快適さを求めて、またエチケット的に脱毛するというケースも。
もともとの顔の美醜や体型なども関係なく、ある程度のコストをかければ必ず美しくなれるのが脱毛。VIOに至っては、本人のみならず、恋人や夫に好評という話も聞きます。雑誌などが提案する「モテメイク」「モテファッション」が、実際にはモテないことも多い一方で、自分もすべすべでうっとり・快適、男性にも喜ばれる全身脱毛は、実はとても効率の良い「モテ作戦」だからこそ、人気が上昇しているのかも知れません。
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★「月刊 女性潮流研究所」についてはこちらをご覧ください。
http://www.beautybrain.co.jp/labo/magazine/
★「ウーマンエキサイト」にもコラム掲載中!「2013年イマドキ女性大賞」候補をご紹介しています。
http://woman.excite.co.jp/News/column/20131113/imadokibb_18963719.html